カーシェアリング株買ってみた / 4666:パーク24

私たちが、最近ニュースやインターネットでよく耳にする”シェアリングエコノミーサービス”という分野では、いろいろな企業が話題になっています 

1) ライドシェア:皆さんご存じのUber & Lyftが有名です。ソフトバンクグループや楽天が大株主という事で日本でも結構話題になりましたね ドライバーと移動したい顧客をマッチングしてくれます。 私もハワイでUberを利用しましたが便利でした。ドライバーがGPS信号を確認して来てくれるのでピンポイントでピックアップしてくれます。前もって行先もアプリで入力したのを確認した上でドライバーも来てくれているので、言葉がいまいち通じなくてもOK。値段も一般のタクシーの30~40%安い感じがしました。 

2) 民泊:空室を必要としている人達に自宅や空き家、別荘を貸し出すサービスです。Airbnbが有名です。東京オリンピックでも外国人観光客に有用されるという話でした。私もハワイのオアフ島North shoreで海沿いの個人の所有している別荘を1週間ほど借りました。とても大きな一軒家でしたが、ホテルに泊まるよりも安く、立地は本当に満足出来るものでした。こうしたサービスが別荘が空いている時期に誰かに貸したい個人と、別荘を一定の時期に借りたい個人をつないでくれるというのは素晴らしいシステムだと思いました。  

3) レンタルスペース:個人的なパーティや会議室などのための場所の提供サービスです。スペースマーケットが良く話題に上ります。スペースマーケット株では失敗しましたが、その話は別の機会に説明したいと思います。 

4) フードデリバリー:お気に入りのお店のお気に入りのメニューを届けてもらうサービス。 Uber Eatsは日本でもUber本体のサービスより早く展開されていたと思います。 最近は自宅の近くでもUber Eatsの大きな四角形の黒のバックパックを見かけるようになりました。まだ頼んだ事はないですが、いつか利用してみたいですね。 

5) カーシェリング:車は時々利用したいけど、車検、駐車場代、保険代などの維持費を考慮すると所有しないという人達に有用されています。個人的にはここまで紹介したシェリングサービスの中で一番の本命だと考えていました。 

パーク24が展開するタイムズは駐車場事業がメインですが、国内のカーシェアリングでは断トツのシェア1位で、2位のカレコ、3位のオリックスと比較してもシェアリング車台数は3万台弱と、その他の2社の6倍以上の台数を擁しています。 

以下の理由から、2019/3月当時の私は、パーク24の将来性を買っても良いかなと考えました。 

1) 若年層の車ばなれ → 購入ではなく、必要な時にシェアリング 

2) 自動車を所有する事の経済的なデメリットを憂慮する世帯の増加

3) カーシェアリングのインフラ整備の充実 

1) 2) は良く言われている事ですが、3)は私自身が実感していて、私の自宅近くにもタイムズの駐車場があるのですが、ここでもカーシェアリング用の自動車が3台くらい置いてあります。良くその駐車場の前を通るのですが、結構稼働率が高いなというのが感想でした。もしかしたら車が他の駐車場に移されているなどがあるかもしれません。また、それ以前に稼働率がこれくらいでは、収益が見合わないって事もあるかもしれませんが。 

今回結果として予想通りというわけには行きませんでした。株をやっていると思い通りに事が運ぶって事は、私の場合はほとんどありませんでした。まあ読みが大甘って事はありますが。。。 で、読みが甘くて始めに描いたサクセスストーリー通りには行かなかったですが、シェアリングサービスの事をいろいろと知る事が出来ました。それはそれで良い勉強になったと思います。 

パーク24株の買いは成功したのか? 

結果から言うと成功しませんでした。2019/3/27に2,460円で100株NISA枠で購入した後で、動きのなさに耐えられなくなった私は3か月後に2,490円で売却してしまいました。一応+30円ですが、NISA枠なので実質負けですね。その後、コロナウイルスショックで急落後に6月には2,270円まで反発はしますが、その後7~8月は下降トレンドです。 

業績はどうなっているのでしょうか。安定した収益を上げていますが、2020 2Qは営業利益がマイナスになっています。2Qは2020/2月~4月にあたるのでコロナショックで仕方がないと思いますが、年間営業利益5,000万円は安定して稼いでいた会社が、営業利益▲6000万円になってしまうのですね。1997年に上場以来初の上期赤字決算だそうです。 

2020年10⽉期第2四半期 決算説明会資料を見ると原因は、皆さんお分かりかと思いますが 「COVID-19 による 売上⾼減少」が唯一の原因とされています。 

ただ、駐車場の売上高前年度比率は5月1週目を底に回復基調にあります。2020/4月が67.8%、5月が66.5%、6月が87.1%。その6月も1週目79.7%、2週目82.6%、3週目87.0%、4週目90.3%と週を追うごとに回復が堅調です。 

これからのパーク24は? 

先ほどの四半期毎の売上高を2015年から、また前年同期比のデータもグラフ化してみました。 

2019 4Qに最高売上高を叩き出しています。 

しかし、前年同期比を見ると2018 1Qの43.9%をピークに減少を続け、2019 1Qからは10%を切っています。成長率が減少の一途をたどっています。 

2019/3月時点の私の下記の考えは間違っていたのでしょうか? 

1) 若年層の車ばなれ → 購入ではなく、必要な時にシェアリング 

2) 自動車を所有する事の経済的なデメリットを憂慮する世帯の増加

3) カーシェアリングのインフラ整備の充実 

2020年10⽉期第2四半期 決算説明会資料でも駐車場事業、カーシェリング事業ともに、今後の業績の向上のためには、「個⼈、法⼈ともに移動⼿段としてのクルマの活⽤の⾒直し」が挙げられています 

下のグラフは年代別の運転免許の保有者数を2018年と2019年で比較したものです。 

この2年のデータだけですが、意外だったのは若ければ若いほど運転免許の保有率が下がるという訳ではないようです。 

次のグラフは運転免許の保有者数と乗用車保有数(軽自動車含む)の推移をグラフ化したものです 

これを見ると運転免許の保有者数は天井になりつつあります。今後は人口も減少していくので、減少に転じていくと思われます。 

乗用車の保有台数は1990年代と比べて増え方は減っているものの、上昇の傾向は2020でも続いているのが分かります。個人的な印象では年々減少しているというようなイメージがありましたがそうではなかったようです。 

※運転免許保有者数のデータは警察庁、乗用車保有台数のデータは一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会からお借りしました。 

ここから分かるのは、 

1) 運転免許保有者数は今後減少に転じそう 

2) 乗用車保有台数は以前ほどの伸びはないものの、まだ何年かは伸びていきそう 

どうも2019/3月当時の私の予想は当たっていたとは言えないようです。 やはり感覚でなく、データから結論を導き出すという事が大事だと痛感しました。 

パーク24の2020 3Qの決算発表は2020/09/15です。 

いろいろな意味で楽しみです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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