投資への考え方の変遷1(金・プラチナ積立投資編)

私が株式投資というか、投資を初めてほぼ丸2年が経ちました。1年目の収支は大きなマイナス 、更に2年目もマイナス。 しかし,まずは2年目の収支は絶対にプラスにする強い決意をし、その決意の表明としてブログを作成し、その過程を記録しようと考えました。このブログにより、株を始めて1年目の人達が、私のように遠回りして1年目から大きなマイナス収支を背負わないようにする一助となればと思っています。

結果として2年目の収支もプラスに出来ずに3年目がスタートした所です。ここで書くのも恥ずかしいですが、株式投資を始めた当時の私の考え方を紹介し、皆さんが同じ轍を踏まないようにというシリーズを開始しようと思います。株式投資を始める前に私が注目したのは貴金属積立投資でした。

貴金属積立投資とは何か?

2019年になった頃、投資を始めるべきだと思い始めた私は色々とインターネットで検索して調べていました。きっかけは何だったのか忘れましたが、初めに貴金属積立投資に興味を持ちました。「●●積み立てコツコツ♪」というTV-CMは私の耳にも記憶されているくらい、純金積み立て、プラチナ積み立てが良く宣伝されていました。色々調べると貴金属積立でメジャーなのは金・銀・プラチナでした。

面白いなと感じたのは下図のように貴金属の種類によって使用用途が異なる事です。

金は宝飾用が半分以上を占めるのは何となくそうかなと感じていましたが、銀とプラチナは半分以上が産業用として使用されると知って意外に感じました。今でこそ金の価格はプラチナを上回りますが、私のイメージではプラチナは金よりも高価なモノ。そのため昔は結婚指輪はプラチナを選ぶ人が多かったように思います。ちなみに私の両親も結婚指輪はプラチナでした。クレジットカードでもゴールドカードの上のグレードがプラチナカードというパターンが多いですよね。 

1995年からプラチナが金の価格を上回り始め、価格差は2倍以上という時期もありました。2015年以降は確実に金の価格がプラチナを上回る傾向となっています。 

2007年あたりのプラチナの高騰は、自動車のディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置用にプラチナの需要が大幅に上昇したためだと言われています。その後、ディーゼル車の人気が下がり始め、それに従ってプラチナの需要も下がってしまいました。この時と同じくしてガソリン車の需要が上がり始め、ガソリン車の排気ガス浄化装置に使用されるパラジウムの価格はプラチナと違い高騰しています。こうした景気動向や技術分野の盛衰と関係が大きいのは、金と違い産業用としての需要が半分以上を占めるプラチナの宿命なのかもしれません。 

2015年からのここ5年間のプラチナ価格の推移を見ても、金・銀の高騰と異なり淋しい結果となっています。 

日本商品取引所(Tokyo Commodity Exchane)のHPで公開している冊子『貴金属取引の基礎知識』が金・銀・プラチナの投資について詳しくて読んでいて面白いです。 

↓是非ご一読下さい。 

2020_PreciousMetal_textbook_1.0.pdf (tocom.or.jp) 

金・プラチナの積立購入を始めてみた 

2019年2月に、私は金とプラチナの積立を始めました。「金はインフレに強く、ディフェンシブなのである程度ポートフォリオに加えるのがGoodな投資家!」という情報もあちこちで見ていた私は、疑問もなく金・プラチナの積立購入に飛び込みました。 

プラチナは下降の傾向にありましたが、金については悪くない上昇傾向だったのですが、収支としてはあまり見栄えがしないものでした。今思うと、金とプラチナの積立購入で短期間でどうこう言うものでもなかったのですが、その当時は毎日相場を見て一喜一憂していました。 

しかし、1か月半ほどした際にふと気づいたのです。 

・売却時は無料だが、購入時に2%の手数料がかかる。 

・売買時の価格スプレッドが大きい。金が約1.3%、プラチナが約3.9%(2021年1月現在) 

購入時の手数料2%ってどうなんでしょう。たった2%と思うかもしれません。しかし、証券会社によって違いますが、国内株式の手数料が大体0.05%以下。米国株式で0.45%である事を考えると高すぎますよね。 

FX等では普通なのかもしれませんが、売買時の価格スプレッドが大きい(価格スプレッドとは売りと買いの価格差。これが証券会社の手数料収入となる。買う時は高く、売る時は安い) 

購入してすぐ売ったとしても、手数料分だけ下記のように損してしまいます 

・金  購入時手数料2% + スプレッド1.3% = 3.3% 

プラチナ 購入時手数料2% + スプレッド3.9% = 5.9% 

短期だろうが、長期だろうが、これだけの手数料を跳ね返すのは難しいと思います。 

私自身は、2020年8月くらいに、なんとかプラスマイナスゼロくらいのところで、全て売却出来て良かったと思います。 

 

本当にこの手数料を払っていたら、損してしまうのかどうなのかシミュレーションしてみました。 

2015年1月から2020年11月まで、毎月10,000円の純金積み立てを月の平均値で積み立てを行ったとすると、 

2015~2019年中盤まではほぼプラスマイナスゼロだった損益が、2020年終盤には急上昇して一時は+27万円に達して、最終的にも+20万円となりました。約73万円を投資して+20万円となり、5年間でといっても、実質は最後の1年半ほどで+28%と素晴らしい結果となりました。。。。。 

おかしいな。 ストーリーが。。。。 本当は手数料負けしてしまう投資なので貴金属の積立購入はトータル収支が不利になりますというストーリーにしたかったのですが。。。 

2019後半からの金価格の急上昇に乗ってしまいました。私などは2019年8月に全て売り払ってしまったのですから、1年を超える長期間の金の大相場に乗れなかったという失敗談になってしまいました。。。 

 

金の積立購入以外の購入方法は? 

2015~2020年の金の現物の積立購入シミュレーションでは大幅な利益となりましたが、今の私がこの時代に戻ったとしても同じ金やプラチナの積立購入はしないと思います。高額の手数料を払うリスクを取ってまでの購入はしないでしょう。 

もし私が現在、金の購入をするとしたら積立ではなくETFを選ぶでしょう。金のETFも種類がいくつもありますが、純資産額や流動性を考えると、日本国内であれば、 

・純金上場信託(現物国内保管型)(1540) 信託報酬0.44% 

が選択の候補に挙がってくると思います。今でしたら、SBI証券、楽天証券でも取引手数料が無料なのが素晴らしいです。 

米国であれば 

・SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM信託報酬0.18% 

あたりが選択の候補に挙がってくると思います。日本国内の純金上場信託(1540)と比較すると信託報酬は安いですが、円→ドルに交換してから購入する手間などあるのでとっつきにくい所はあるかもしれません。 

 

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL